[レポート] Developers.IO 2016 in NagoyaでC10KとDevOpsについて発表しました! #cmdevio2016
はじめに
先週の土曜日(4/23)にDevelopers.IO 2016 in Nagoyaが開催されました。そちらでモバイルバックエンド開発におけるC10KとDevOpsについてお話させていただきましたのでレポートします。
スライド
Play Scala on AWS: C10KとDevOps
「モバイルアプリ開発」と、「大量のクライアント」は切っても切れない関係にあります。
主な理由としては
- 「スマホ」が広く普及したデバイスであること(資料内では約50%の国内普及率とした調査結果を採用しています)
- 近年のスマホ普及率の上昇に比例して、KPI目標が上がってきていること
- 「モバイルプッシュ通知」がモバイルアプリにとって非常に重要な機能であること
- プッシュ通知にはリターンがある
- 「プッシュ通知を送信する時間帯を分割する」ような対応は、「プッシュ通知を送りたい動機(e.g. "今"伝えたい)」とマッチしない
などが挙げられます。
そのため、モバイルAPIサーバーを開発する際には、もはや大量クライアント問題を無視することはできません。 この問題に対し、弊社モバイルチームがどのように向き合ってきたのか(具体的にはPlay FrameworkとAWSを使って)をお話しました。
もう一つの主題として、Play FrameworkとAWSを用いたアプリケーションのDevOpsについてお話しました。
弊社モバイルチームでは、AWSのマネージドな機能を使ってDevOpsを達成しています。ところで、AWSで利用できるDevOps系の機能には
- AWS CloudFormation
- AWS CodeDeploy
- AWS Elastic Beanstalk
- AWS OpsWorks
と、ざっと有名なところだけを挙げても4種類あります。
PlayFrameworkの大規模アプリのデプロイ、と言ったシチュエーションではどのサービスを選ぶべきなのでしょうか。また、PlayかRailsかで、選ぶサービスを変えるべきでしょうか。……と言ったところをお話させて頂きました。詳細はスライドをご参照ください。
さいごに
Developers.IO 2016 in Nagoya、発表者の方もご来場いただいた方もお疲れさまでした!
セッション終了後のビアバッシュでは大栗 宗の電撃サイン会が開催されたりしつつ、賑やかに、侃々諤々と技術について議論がなされました。今回のイベント、楽しんでいただけましたでしょうか?(僕は楽しかったです!)また名古屋でイベントを開催できるよう全力で頑張ります!ではまた!